苗木の種類

ポット苗木・マルチキャビティーコンテナ苗・裸苗木(フルイ苗木)の
それぞれの特徴についてご案内。

ポット苗木

ポット苗木とはビニールのポット容器にて栽培された苗木です。

苗木の成長期(根部分がたくさん水分を必要としている時)にでも植えることができる苗木です。

苗木の根に土があるため植える時期に基本的な制約がなくいつでも植えることが出来るのが特徴です。
また、葉が付いている状態でも植えることができるので、例として一般参加のボランティア等イベント性のある場面で使用されることが多いです。

根に土がついているため植える場所がとても悪い所でも比較的高い活着率(枯れない率)が期待できます。
このようにPOT苗木は比較的に扱いが簡単なのが特徴です。

弊社では、このポット苗を主に扱っており、豊富な樹種を生産しております。

多樹種や大量に植栽される際はこのポット苗木をお勧め致します。

マルチキャビティーコンテナ苗

マルチキャビティーコンテナ苗とは今までのビニールPOTでの生産方式とは違い根の部分が垂直に下に発達するように開発された苗木生産システム容器です。

従来の苗木より扱いが容易で植え付けもとても容易なのが特徴です。

近年では、このマルチキャビティーコンテナ苗の需要が高まってきており、山林用苗木では最新の技術です。

弊社はマルチキャビティーコンテナ苗の生産に力を入れており、定番樹種のスギやヒノキだけではなく、クヌギやコナラなどのたくさんの広葉樹での生産も行っております。

裸苗木(フルイ苗)

はだか苗木とは露地(圃場)で生産した苗木です。
苗木の根に土が無いタイプで通常植林事業などの大量に植林するためにはこのタイプを使用します。

植林事業は一般的に苗木の休眠期(根から水分をあまり必要としない時期)に植えるため根に土がついてない状態でも苗木の品質には影響がなく、運搬コストが安く苗木一本のコストも安いため広面積を植える植林事業には昔からこのタイプを使用します。

露地にてたっぷり養分を苗木の中に蓄えているので植えてからの生育がとても良く時期内に植えれば活着率(枯れない率)が高いのが特徴です。

植栽の時期(落葉期12月~新芽期4月)の期間内に植えれば素晴らしい生育が望まれます。

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苗木の専門販売 松井苗圃

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